倉敷 Ⅱ [旅]
バコバの花です。
白い花をよく見ますが、これは薄紫色で、少し花も大きめです。
寄せ植えやハンキングなどにもいいです。
バコバの花言葉=小さな強さ
倉敷の続きです。
美観地区で、ランチもいただきました。
近くの川の石橋は、今年の干支でもある龍の形の欄干の造りになっていました。
ビストロ フチューラ フルールというお店のランチです。
それぞれにオーナーのこだわりを感じるとても美味しいお料理やデザートでした。
ランチの後、アイビースクエアに行きました。
「児島虎次郎館」には、岡山出身の画家、児島虎次郎さんの作品がたくさん展示してあります。
ここも見ごたえ十分の絵画です。
児島虎次郎は、倉敷の豪商の大原孫三郎の援助でヨーロッパに渡りました。
そこで、名画の購入を大原孫三郎に勧めて、大原美術館の基礎を築いた人です。
アイビースクエアは、倉敷紡績の工場だった建物で明治22年に建てられました。
赤煉瓦の外壁で、今はホテルなどに改装されています。
この中庭は、自由に入れる広場になっています。
今は、蔦(アイビー)も葉っぱがきれいではないですが、
緑の蔦で覆われる頃には、また素敵なたたずまいです。
倉敷川には、白鳥もいました。
白い姿で、優雅に泳いでいます。
こちらまで、気持ちがゆったりなります。
写真が多くなったので、お茶をした素敵なお店は、次回に載せます。
倉敷 [旅]
今年になって、初めての更新です。
お正月に、玄関の飾り棚に飾っていて、1月いっぱいは花も長持ちしていました。
昨年、母が逝き、喪中の正月で、いつも飾る松や南天などはあまり使いたくなくて、
それでも新しい年を迎えるにあたり、少し華やいだ明るい感じにしたくて生けた花です。
柳やチューリップなど、初春を感じます。
遅くなりましたが、
不定期で、マイペースな更新になりますが、
今年もよろしくお願いします。
先日、娘がいる倉敷に行って来ました。
柳が並ぶ倉敷川と白壁の家屋の素敵なたたずまいの美観地区を廻りました。
以前にも来たことがありますが、何度来ても、落ちついた穏やかな気持ちにさせられます。
大原美術館です。
エル・グレコの「受胎告知」、モネの「睡蓮」、セザンヌ、ミレー、ルノアール、ピカソ・・・・
等々、有名な世界的な画家のコレクションが展示してあります。
これだけのたくさんの名画を味わえるのは、とても贅沢な気持ちになります。
3回目の入場になりますが、本物の芸術を目前で楽しめるのは
何とも言えない醍醐味です。
美術館の隣になる喫茶店の「エル・グレコ」です。
前に来たときは、ここで珈琲を飲みました。
今は外壁の蔦も冬の様相ですが、春から夏は美しいグリーンで覆われることでしょう。
落ちついた店内は、休憩にぴったりです。
昼前は、やわらかい日差しが差していましたが、
午後になって曇りだし、寒さもいっそう増してきました。
写真もレトロな感じになりました。
アイビースクェアや、素敵なお店でのランチ、お茶したお店など、
また次回に続きます。
御船山楽園の紅葉 [旅]
九年庵から、長崎自動車道に乗り、武雄に向かいました。
武雄にある、「御船山楽園」の紅葉を見るためです。
御船山楽園は、28代武雄藩主の鍋島茂義が、
3年をかけて1845年に完成させた池泉回遊式庭園です。
京都から、狩野派の絵師を招いて完成予想図を描かせたようです。
15万坪の楽園に素晴らしい秋景色が広がっています。
門をくぐっていくと、池が出てきます。
御船山をバックに池、周辺の紅葉した木々たちの景色が素晴らしいです。
池に映る景色も素敵です。
池に沿っての道を歩きます。
紅葉したモミジやカエデなどがアーチを作っています。
見上げた写真です。
お天気もいい日が幸いし、赤く色づいた葉っぱが鮮やかです。
銀杏の木や白椿の木も空に映えています。
柿のなった木と御船山も、なかなかいい雰囲気です。
御船山の麓には、桜やツツジの木もたくさんあり、春にも華やかな景色が楽しめそうです。
門の所に、桜やツツジの満開の頃の写真が飾ってありました。
春の頃にも行ってみたくなります。
前の2枚目の池の写真の反対側に来て、撮った写真です。
ここには、茶屋もあります。
藤棚もあり、藤の花の頃には、たくさん垂れ下がり
また見事な光景が見られることと思います。
レストラン「歳時記」があり、外に面したおきな窓ガラスの席からも
この御船山が見え、景色を楽しみながら、食事もできます。
私たちも、待合室で順番を待ちますが、せっかくだからと、ここで遅めのランチにしました。
入り口の所に、秋を感じさせる生け花がダイナミックに飾ってあります。
通された席は、端の方でしたが、それでも雄大な景色を見ながらお食事できました。
真ん中の当たりだったら、まだよく見えたことでしょう。
食事は、佐賀牛のハンバーグのセットで、
熱々の鉄板にのったハンバーグが、やわらかく味もすごく良かったです。
この時期はお客様が多いからでしょうか、
ランチは、このハンバーグのコースセットのみになります。
27日までは、夜もここの紅葉まつりでライトアップされるようです。
夜ならではの素晴らしい演出を見られることでしょう。
この日は、佐賀の名所の紅葉を十分に楽しめた一日でした。
日本の四季の一つ、秋は、山も街も木々が紅葉し
自然の素晴らしさを、実感する季節でもありますね。
九年庵 [旅]
佐賀にある九年庵の紅葉を楽しんできました。
佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治25年に造った別荘と9年の歳月をかけて築いた庭園。
毎年、紅葉の時期に9日間だけ、一般公開されます。
今年は、11月15日~23日の9日間でした。
庭の一面に緑の苔があり、それも美しいです。
たくさんの観光バスや一般の乗用車で来ておられ
入場整理券が配布され、100番ずつ区切って中に入ります。
今年は、暑かったせいで、紅葉があまり進んでいないと聞いていましたが
思っていた以上に紅葉していて十分に楽しめました。
でも、例年はこれ以上に赤く染まって見事なんでしょうね。
九年庵の近くには、仁比山神社もあり、そこの紅葉もきれいでした。
お猿さんが、祀られています。
お抹茶がお菓子と一緒に飲める席もありました。
九年庵は、旅行用のパンフレットやテレビでも見たりして、
以前から行きたいと思っていましたが、9日間だけの公開となると、
なかなかその時期にちょうど、行けなかったりします。
今回行けて、本当に嬉しかったです^^
上を見上げると、もみじの紅葉、そして下は緑の苔庭
そのコントラストがとても美しい九年庵でした。
この後、やはり佐賀にある御船山楽園の紅葉まつりにも行きました。
次回に載せますね。
太宰府天満宮 [旅]
ニガウリの花と実です。別名(ゴーヤ、つるれいし)
西側の出窓のところに緑のカーテンにしようと、植えました。
最初の頃は、黄色い花は、次から次に咲きますが、なかなか実になりません。
最近、やっといくつか実がなってきました。
大事に見守りながら育つゴーヤ。じっくりと味わいつつ食べようと思うことです^^
お店のより、小ぶりです。
塩で軽くもんだ後、さっと湯通しして
おかかをまぶし、醤油をかけてあっさり味で、
素材の味を大切にして食べようと思います。
ニガウリの花言葉=強壮(体が丈夫で元気の意味を持つこの言葉がぴったりですね)
光明禅寺をでて、太宰府天満宮に歩いて向かいました。
途中に、風流なお食事処もあります。
太鼓橋を渡り、本殿の方に向かいます。
手を清めるところの石には、亀の形があります。
たくさんの方々が参拝に来ていらっしゃいます。
有名な飛び梅
皇后様の梅
おみくじをひきました。
嬉しい大吉です。記念に持って帰りました。
菅原道真の歌と、すべてに良いことが書いてあります。
今も、免許証入れに大事に入れてあります。
参拝し、帰ろうとしたら、お猿の曲芸師の方がいて、大勢の方が観ています。
ユニークなお猿さんに、顔がほころびます。
まさか、ここでお猿さんの芸が観られるとは思っていませんでした。
天満宮を出て、参道を下ります。
道の両側には、お土産屋さんなどがずっと軒を連ねています。
お茶でも飲んで、休憩しようとなり
お土産屋さんの奥のお茶室に入りました。
外の人通りが嘘のように、奥は静かです。
お抹茶のセットにしました。
私は、あたたかい抹茶に、太宰府名物の梅が枝餅です。
梅が枝餅は、お店の手作りで、焼きたてで香ばしい良いお味です。
冷たい抹茶もあります。
抹茶のセットで、元気が出て、駐車場の方に向かい、
帰路につくことでした。
光明禅寺 [旅]
ペンタスの花です。
サンタンカに似ているところから、和名では草山丹花とも言います。
花びらが、星形の5つに裂けるので、ギリシャ語のペンタ(penta)=5という意味
に由来するようです。
かわいい星の形の花がいっぱい集まっています。
ペンタスの花言葉=博愛心・願い事
挿し芽で、増やすことができます。
これはピンクの色ですが、あと白と赤のペンタスが庭に咲いています。
花瓶にさしたりして、切り花でも楽しめます。
柳川から太宰府の方面は、記事にする光明禅寺が目的で行きました。
とても感動した禅寺です。
太宰府天満宮の近くにあります。
臨済宗東福寺派に属する禅寺で、枯山水がある
九州でただ一つの石庭苔寺です。
入ってすぐの前庭です。
釈迦、文殊、普賢の3仏に見たてた3石を主体に、光という字を12の石で表現した
仏光石庭です。
上の方から撮った前庭です。
本堂の中です。
襖絵も勢いのある感じです。
奥にある裏庭です。
目前にし、息をのむ美しさです。
「一滴海庭」の海をテーマに作庭された枯山水です。
広大な海も、一滴の水から大海になると言う意味です。
青苔が大陸と島で、白砂が水と大海をあらわし、長汀曲浦の見事な線です。
縁に座って、この景色をゆっくりと楽しんでおられる方々もいらっしゃいます。
私たちも、しばし座って過ごしました。
静かな時間で、外の喧騒を感じさせない
尊い気持ちになるひとときです。
無の境地にもなれるところです。
許せることなら、まだたっぷりここに座っていたかったのですが
時間がなくて、心残りな感じで、ここを離れることでした。
秋には、モミジも紅葉し、見事な景色を演出することでしょう。
雪の苔寺も、素晴らしいものがあると思います。
四季折々の姿が、堪能できるところだと思います。
また是非ここを訪れ、今度はゆっくりと時間の許すまで、ここで癒しの時間、
心が落ちつく時間をすごせたらと思うことです。
北原白秋の生家周辺 [旅]
アゲラタムの花です。
キク科アゲラタム(カッコウアザミ)属
花期が長く色も変わらないので、ギリシア語のageratos(不老)の意味の花です。
老いのない花、ちょっと羨ましい花です^^
茎は伸びたりしますが、長いこと、このかわいい青紫の花が庭で咲いています。
英名では、floss flower フロス(糸)フラワーとも言いますが
花びらの感じが糸状にも見えますよね。
青紫色のアゲラタムの花言葉=楽しい日々
御花からは、北原白秋生家までは、近いのでゆっくり歩いて廻りました。
橋の上から見ると、ちょうど川下りの船が通ろうとしています。
神社にお堀と柳も、なかなかのいい景色です。
蝉の鳴き声がするので、見上げて見ると柳の木に留まっているのを発見しました^^
歩きながらだと、道中いろいろな物を見られるので、それもいいですね。
北原白秋の生家です。
白秋の生家の周辺にも、素敵なお店があったりします。
川沿いにヒマワリもきれいに咲いていて、夏の柳川という感じです。
ウナギが有名だけに、ウナギの専門店のお店が軒を連ねています。
柳川を後にして、太宰府の方に向かいました。
次回にまた載せますね。
御花 [旅]
家の西側にこの「ヒメノカリス」が、7月頃より咲いています。
ヒガンバナ科で、
英名を スパイダー・リリーと言います。
柳川の続きです。
舟を下りたところが、「柳川藩主立花別邸 御花」があるところでした。
5代藩主、立花貞よしが、疲れを癒し家族と和やかな時間を過ごす場としてこの地に別邸を
作りました。
このあたりが、御花畑と言われていたところから「御花」と人々が呼ぶようになったとのことです。
明治時代になり、立花伯爵の邸宅になり、明治42~43年にかけて、迎賓館としての西洋館と
大広間をもつ和館の邸宅を整え、今の形になっています。
こちらがその西洋館
鹿鳴館様式の流れをくむ伝統的な建物です。
中の方です。
1階の暖炉のある部屋です。
階段のところの造りも凝っています。
2階に上がると、今では結婚式場にもなっています。
天井のシャンデリア部分も瀟洒です。
西洋館から、中庭と和館を見たところです。
和館のほうには、披露宴などが行える場所があります。
外は、クロマツで囲まれた池庭「松濤園」になっています。
日本三景の松島を模して作られたようです。
昭和53年に国の名勝にも指定されています。
敷地内になる対月館というレストランから撮った松濤園の姿です。
お昼はここで、柳川の名物でもある、柳川鍋やうなぎのセイロ蒸しをいただきました。
有明海の魚介類、ムツゴロウの甘露煮などです。
ささがきゴボウとドジョウに溶き卵をかけて食べる柳川鍋
ウナギのセイロ蒸し
デザート
「柳川姫御膳」というメニューで、柳川の郷土料理などを美味しくいただくことでした。
柳川での川下り [旅]
花ミョウガの白い花です。
福岡の柳川で、川下りの舟上で見ました。
水辺で、グリーンの葉っぱに白い花が美しいです。
花ミョウガの花言葉=忍耐
母の初盆も無事にすみました。
父や我が家族、弟一家、親戚の方々といっしょに、母を偲ぶ良い初盆の集まりができて
少しホッとしています。
母が逝ってから、もう4ヶ月が過ぎたなぁと、月日の流れを感じます。
時間がとれたので、日曜日に福岡方面に行って来ました。
北原白秋のふるさとでもあり、川下りでも有名な柳川、初めて訪れました。
柳が、やさしく揺れる様もなかなかいい光景です。
白秋の歌碑なども、いくつか見ることもできます。
横浜のレンガ倉庫を連想させる建物もあり、水面に映る姿も素敵です。
鴨たちもいて、のどかな光景です。
おもしろい漁のしかけです。
網をおろし、魚などが入ったところで持ち上げるようです。
川沿いの個人のお宅を通ったりしますが、
ここはお花がとてもきれいにハンキングしてありました。
写真のように、たくさんの橋をくぐって舟が進むのですが、ここが一番狭いところでした。
私たちや船頭さんも、頭を低くして、当たらないように気をつけないといけないです。
ちょっと大変な体勢ですが、なんとなくおもしろいです^^
お店もあって、アイスや飲み物などほしいときは、舟も止まってくれるようです。
ちょっとベトナムっぽい感じがします^^
水辺の散歩道とありますが、川沿いにゆっくりと散歩しながら
景色を楽しんでも良さそうです。
柳川高校のテニスコートのところです。
生徒さんたちが練習していました。
船頭さんが、松岡修造さんもここの高校出身と言われました。
ここで鍛錬され、世界に羽ばたかれていかれたのだなと想像することでした。
この船頭さんは、説明もユーモラスに富み、歌もお上手でした。
今の時期の花、百日紅もきれいです。
行き交う舟との遭遇のときは、船頭さん同士、声を掛け合い
お客さんも、手をお互いに振ったりしながら、
なんとなく親近感が湧きます。
川下りしながら、どの景色も良かったのですが次の写真の景色は、とても好きなところでした。
緑の木々たちが美しく、そこをくぐりながら、爽やかな気持ちになります。
ここで、舟を降りました。
1時間ぐらいの川下りでしたが、とても楽しい舟上でのひとときでした。
神戸 異人館④ [旅]
ガザニアの花です。
ビタミンカラーの花、見るとなんだか元気になります。
ミズヒキソウのグリーンの葉にかわいいテントウムシが留まっています^^
異人館の続きです。
旧中国領事館です。
中国独特の貴重な美術品・家具などがあります。
近隣国としての文化は、古代から日本に渡ってきて、数々の影響を受けています。
なんだか、ここにたたずんでいると、心落ちつくものを感じます。
同じオリエンタルなムードを持つ国だからでしょうか。
外の流れを忘れてしまいそうな感じです。
ガラスに細工された絵柄も素敵です。
この獅子の間を通ると良いことが訪れるようです。
異人館の中で、パワースポットの場所の一つみたいです。
次はイタリア館(プラトン装飾美術館)です。
ここは、ゴージャスという言葉が、まさしくぴったりの所です。
香水のコレクションの数々など展示してあります。
厨房では実際に作っておられるところも、見学できます。
南イタリア風のカフェテラスがプールサイドにあり
ここで実際にお茶もできるようです。
異人館の記事を数回にわたって見てくださってありがとうございます。
英国館、フランス館、ラインの館など、前回訪れた場所にはいきませんでした。
ゆっくり見て回るつもりが、けっこう時間が経って
イタリア館などは、急ぎ足になってしまいました。
でもこの異人館で、西洋・東洋のいろんな国の文化に触れられ
素敵な気分を味わわせてもらいました。
またこのおしゃれな素敵な街、神戸に訪れる機会があるようにと思いながら、
この街を後にしました。